

ピンホイール式布目矯正機は、約30年前に日本が発明した整理機械で、様々な要因で発生する生地の歪み(S字歪・W字歪、湾曲歪、斜歪、複雑歪)を横糸基準で全て真っ直ぐに整理する機械です。
この多機能ピンホイール式布目矯正機の特長は、写真中央部にある3本一組のロールをピンホイール式に新たに設置した事です。このロールが、今までピンホイール単独では矯正不可能であった生地も斜行成分をすべて吸収し、ピンホイールと2段階で完壁に生地を真っ直ぐにします。
最近では、特殊なあや織り生地や、収縮性のある生地(シフォン)にも対応できると好反響を頂いております。
【外形寸法図】

【仕様】
| 型式:CMK-1800C3 | |
|---|---|
| 電源 | AC200V 3.0KW |
| ロール幅 | Φ50 1,800mm |
| 速度 | MIN5m/min~MAX40m/min |
| 重量 | 約1,500kg |
| ピンホイール | Φ400mm エアーシンダー開閉式 |
| エアー | エアー使用量微量 必要:元圧5k |
| センターリング機能 | ±50mm程度 |
| 操作面 | タッチパネル方式 |
| 本体塗装色 | 焼付塗装 |
| 矯正効果 | 布幅の約1%程度 |
この機械には自動で生地の深がかりや外れを検知し、ピンホイールを閉じる安全システムを追加しました。また左右ピンホイール間に収縮性のある保護ホイールを設置したことで、生地がピンホイールから外れにくくなっております。生地が外れた時も自動でピンホイールに復帰し、機械が止まる事が減少しました。
今までの単独ピンホイール式布目矯正機には、ピンホイールを通過した生地が生地の性質によって少し戻る傾向を指摘されておりました。
この3本組ロールはその戻り現象を防ぎ、大きな斜め歪みを事前に矯正する効果があります。
ピンホイールでの矯正効果をより高める最新システムです。(全自動角度可変制御)
機械内部に設置されたこの平衡ロールは、走行する生地の斜め歪みがピンホイールを通過する時に発生する生地左右のテンション差(ピンホイールの回転差動)をローラの傾きによって検知し、その指令を3本組みロールにフィードバックするシステムです。
この平衡ロールの設置により高度の矯正効果が得られます。
今までのピンホイールは生地によってその角度を手動で調整するか、大まかな自動対応しかありませんでした。その欠点として生地に異常な横テンションをかける問題がありました。
エアー式は空気のクッション性能をうまく利用し、生地の性質に対して無理のない横テンションを与えることが可能です。生地の破れや生地外れの発生を防ぎます。
