
ピンホイール式布目矯正機には左右2つの針の植わったホイールがあり、そのホイール間に布をピンニングした状態で左右単独回転します。 このピンホイールは、図1・図2の両方からも分かるように八の字に角度を開いており、布がピンニングされた図1【X1-Y1】地点と八の字最下部である【X2-Y2】地点ではその距離が異なります。 この距離が異なることから、ピンホイール上に様々な力が発生し、その力の作用でピンホイール上の布は横糸を基準に真っ直ぐになります。
図2からも理解できますように、左ピンホイールは下に向かって回転しようとする力が発生し、右ピンホイールは上に向かって回転しようとする力が発生します。
実際生産ラインはピンホイールを上から下に向かって回転させる方向に進んでいますので、右ピンホイールは若干ブレーキがかかった状態で回転することになります。
ピンホイール最下部では、ピンホイール開閉張力と生地に発生する反発張力が等しくなり、この時点で生地は真っ直ぐになります。
このような自然の原理で、自動的に発生するカが、ピンホイール上にある布や生地の布目を真っ直ぐにしています。


